紀伊半島を巡ってきました
紀伊半島一周旅行に行ってきました
2月の中旬あたりに行ってきた際の体験記です。 こういうの書かないと昔行って良かったところとか忘れちゃうので。
概要
1日目
白浜
1日目は三段壁、千畳敷など軽く巡れそうなところ、2日目にアドベンチャーワールド。 まん防ということもありとれとれ市場や崎の湯といった人気スポットが軒並みやっていなくて泣いた、また来ます。 めちゃくちゃ風が強かった。
クエ料理
日本さかな検定(通称ととけん)準一級保持の魚に詳しい友人がクエを食べたい、ということで「鍋料理の王様」と呼び声が高い「クエ鍋」を食べに行くことに。
が、クエ鍋コースのあまりの値段の高さに金欠大学生は断腸の思いで断念。
薄造りや唐揚げなどの単品料理を注文しシェアするというセコイ戦法でクエの薄造り、酒蒸し(あと店員さんに進められてホイホイ頼んでしまった伊勢エビ)を注文。
店員さん曰く「クエはよく噛んで食べて下さい。噛めば噛むほどヒラメでもない、フグでもないクエの触感と味わいを楽しめます」とのこと。 ヒラメもフグも食べたことない私にはピンときませんでしたが、カボスと大根おろしを絡めて食べるクエは非常に美味でした。 食感がしっかりしていて、ずっと噛んでいられます。
そしてもう一つ頼んだのがクエの酒蒸し、クエ鍋よりも美味しいと言われる逸品です。(店員さん談) これ、汁がとてつもなく美味しいんです。 舌に触れた瞬間に私の中での美味しかったものランキングが更新される音がしました。 私の語彙力が貧弱なので美味しさというものを上手く表現できませんが、これは本当に食べてみて欲しいです。 逆に酒蒸しがこの美味しさなら、クエ鍋は絶対美味しい。(確信)
ホイホイ頼んでしまった、伊勢エビがこちら。 伊勢エビのお造りを食べた後、最後にエビちゃんをみそ汁にしてくれます。 普通のエビと伊勢エビって全然味違ううんですね、伊勢エビ美味しすぎてパクパク食べてました。
総額に目を背けつつもクエ料理は大満足!(😄←こんな顔してた)
でもやっぱりクエ鍋食べたいな~、絶対美味しいだろうな~...(🤤←こんな顔してた)
1日目の候補
昼食
夕食
- 珊瑚礁
- 他候補
宿泊
立ち寄り可能
- 和歌山付近
- 田辺付近(白浜の少し手前で降りる必要あり)
- 白浜付近
2日目
2日目はアドベンチャーワールドに向かった後、勝浦に。
アドベンチャーワールド
パンダが有名なところ。 男3人でパンダなんか見て楽しいか~?とか思ってましたが、これがめちゃくちゃ楽しい。 シャッターチャンスをくれるかと思いきや引き返して寝る、寝てたかと思いきや笹を食べだす、そのマイペースさがもどかしくてずっと見れちゃうんですよね~。
誰も気づかなさそうなところにレッサーパンダがいたりしました。 入り口は行ってお土産店の向かいに何の看板もなくいました。 こんなところに居ていいんか、君...?
ホテル浦島
個人的なデカい宿ブームからホテル浦島に決めました、船じゃないといけない場所にあって4つの宿泊館がありデカいです。 ここには洞窟風呂や高低差が日本一の長いエスカレーターがあります。 日が沈んで暗くなったころに行ったんですけど、洞窟風呂もエスカレーターも日が昇ってた頃に行けたら楽しいだろうな~と思いつつ。 朝の洞窟風呂はオススメ。
2日目の候補
- 昼食
夕食
宿泊
立ち寄り可能
- 串本
- 勝浦
3日目
3日目、一番苦労した日。勝浦から那智大滝や熊野大社を寄りつつ志摩まで向かいました。 移動が多い日なのに那智でのんびりしてたら志摩で夕食を逃す、はま寿司のテイクアウトと大量のみかんを持ってオシャレな宿に突入。 ごめんなさい...ごめんなさい... (夕食付きプランという選択肢は確かにありましたが、クエ鍋をケチっていたことを思い出してください)
那智大滝
滝っていいですよね。 途切れることなく大量の水が流れ落ちる、その迫力と力強さを目の当たりにしたとき、自然の雄大さを感じます(語彙力の限界)
関係ないんですけど、2回行って2回ともスマホ忘れてます。 なんなんでしょう。
熊野本宮大社
明らかに寄る時間はなかった気がするけど寄りました。
めちゃくちゃ人少なかったです。
友人の就活成功をお祈りしました。
ここではJOJOで有名な荒木飛呂彦先生デザインのお守りが多少割高で売られてます。
3日目 候補
昼食
夕食
- 候補
- ありすえ(ラーメン)
- 伊勢にある何か
- 候補
宿泊
立ち寄り可能
4日目
伊勢神宮を満喫しつつ関西国際空港に戻ります。 時間が余ったので法隆寺も行きました。 ブログに書くくらいのことは特にないかなー。
4日目 候補
和菓子
何気に和菓子を巡る旅でもありました。 串本でうすかわ饅頭、那智大社でお滝もち、伊勢では赤福を食べてます。 旅行計画を立てたりするとき友人と話しながら決めるんですけど、私は魚とか和菓子といった部分をあんま考えたことないので、計画を立てる時間も楽しい。
「みかん」といえば和歌山?愛媛?静岡?
うどん県といえば香川県ですが、みかん県といえば?と聞かれると答えに悩むこの質問。 みかん好きとして和歌山を訪れたわけですが*1、今回愛媛県の方がブランド戦略が上手いという発見がありました。 和歌山県さん、今回の主役なのにごめんなさい🙇 なお、ブランド戦略が上手いと感じただけで筆者は「みかん県=愛媛」推進派というわけではないです。
どういうところが上手い?
1. ゆるキャラの存在
愛媛県ではゆるキャラグランプリ2015において全体の2位に輝いた *2 「みきゃん」という、みかんと犬をモチーフにした可愛らしいキャラクターがいます。 みきゃんのデザイン使用料の無償化といった背景もあり土産品をはじめ、地元スーパーのポイントカード、鉄道やバスへのラッピングなど至る所でみきゃんが見られ*3「愛媛=みかん」というイメージを大きく印象付けられます。*4 (みきゃんアンチには厳しい世界だと思います、それくらいよく見かけます。)
一方和歌山にはみかんをモチーフにした有名なゆるキャラがいません。*5「和歌山 ゆるキャラ みかん」で画像検索してもサジェストの5番目にみきゃんが登場する始末です。 別にゆるキャラがいてもいなくても変わらんとは思っていたのですが、有名なゆるキャラがいるかいないかが大きく印象として違います。 実際に和歌山を旅行しましたが「みかん推し」を感じることが少なかったです。 PR戦略も県によって思惑やターゲットは違うでしょうし、どちらが良いといえるものではないですが少なくとも「観光客に対するみかんのPR」といった部分では愛媛県の方が上手だと感じます。
2. みかんジュースの出る蛇口
ポンジュースでおなじみのえひめ飲料さんが蛇口からみかんジュースが出る都市伝説を実際に再現し、みかんジュースが実際に出てくる蛇口が愛媛に設置されています。 こういった話題性のある取り組みを行っていることも愛媛のブランド戦略の上手さを感じたことのひとつの要因です。
おまけ: みかんを安く買いたい
みかん(に限らずハッサクやポンカンなど)を安く買いたかったら無人販売所を利用するのが結構おすすめです。 和歌山にはいくつかの無人販売所があり100~300円で4~6個くらい買えます。